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オーディオシステム構築での失敗談~その他もろもろ~

DACについて

僕の場合はPCオーディオであり、PC(USB端子)→DAC→真空管プリアンプ→アクティブデスクトップスピーカー(パワーアンプ内蔵)の構成になっている。音楽信号の流れを川に例えれば、PCが最上流でスピーカーが最下流となる。

この場合、最上流のPCから送られるデジタル信号は、CDから取り込んだものにせよ、ダウンロード販売で取り込んだものにせよ、自分では変えられない。オーケストラ等の演奏をCD等に録音した時の良し悪しでほぼ決まる。

なので、自分で変えられるのは、DAC以降ということになる。この範囲で最上流はDACなので、DACの性能が最重要。つまりDACから出る音声信号が、自分で変えられる音源ということになる。音源が良いことがまず一番。

僕が選んだDACは、次の写真の2機種である。左は、中国メーカーのToppng D10Sで、右が中国製のものを部品を厳選するなどしてチューニングした日本のノースフラットジャパンという会社のFx-Audio DAC SQ4Jである。どちらも1万円程度で、オペアンプを良いものに交換すると10万円クラスの音質になると評価する人もいるくらい、コストパフォーマンスに優れた機種と定評である。

僕の感想でも、これは納得で、もっと高価なDACの音は試しようがないものの、値段からすれば非常に良いものだと思っている。Gedc6485

定評のあるTHS4631というオペアンプがある。これは、発振しなければプラチナ音質になるといわれるくらい良いものであるが、とても発振しやすいため使い方には要注意。発振とは、例えばスピーカーの前にマイクを向けるとピーと大きな音が鳴るがあのようなことらしい。発振すると雑音がひどくなり、オペアンプのかなりの熱をもち、ほぉっておくとアンプ自体が壊れるというこわいもの。

このTHS4631であるが、Topping D10Sは、平気でいい音で鳴らしてくれるので頼もしい。今時の中華製のものは侮れない。

ノイズ対策について

オーディオファンの間でいろいろと語られるものの中に、ノイズ対策がある。電源ノイズ対策と、各機器をつなぐケーブルに入り込むノイズ対策がある。

電源ノイズとは、家庭用交流電源に含まれるノイズが、DCアダプターを通じてアンプなどの機器に入り込むものである。これは、僕の場合はノイズフィルター内蔵の電源タップで対策をした。少しではあるが音が澄んだように思っている。

各機器をつなぐケーブルに入り込むノイズに対しては、ケーブル自体を選ぶときにシールドが何重にもされているものを選んだり、ケーブルの周りに銅の薄いテープを巻き付けるなどして対策をした。下の写真の通り。

でかい電源タップがノイズ対策されたものGedc6481_2

Gedc6475

いろいろと苦労して対策はしたが、ノイズ対策は電源を強化したほどの変化はなかったので残念だが、自己満足で何とか納得している。これはきりのない対策でこれで十分だと思っている。

最後に、DAC、真空管プリアンプ、パワーアンプ内蔵スピーカーといった、ばらばらの機器をつないで聞く時の注意事項がある。僕は初めは知らなくて悩んだものでした。

それは、パワーアンプ内蔵のスピーカーの上流にあたる、真空管プリアン,DAC【ボリュームが付いているもの】のボリュームは最大にして、パワーアンプのボリュームで音量を調節するのがベストだということ。アンプにはちゃんと増幅できる最小音量があり、これに満たないと音質が悪くなるから。

自分のメモのようにと思い、いろいろ書いてきたが、一応これで区切りをつけたいと思っています。

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