柳沢労働大臣の辞任問題が未だにくすぶっています。今日も柳沢氏は微妙な発言をしたそうです。「女性は子供を二人くらいは産むのが普通だ・・・・云々」というものらしい。この発言はまさに微妙・・・ということで、どうのこうの言われることはないと思いますが、安部内閣は、なぜこんなにも柳沢さんを擁護するのか、余人をもって替えがたく・・・・というわけでもなかろうが、理由がわかりません。安部内閣発足によほどの論功があったのかなぁ・・・・。(?_?)
外交で心配なことがあります。北方領土問題はいうまでもありませんが、韓国との間の竹島問題、北朝鮮が六ヶ国協議で核を放棄することとなった場合の支援問題、東シナ海の春暁ガス田開発問題です。
北朝鮮支援問題については、北朝鮮は日本との二ヵ国協議に応じようとしないばかりか、日本はずしの態度をとっており、拉致問題なんかは蚊帳の外。そんな北朝鮮に、核を放棄したからといって日本が多額の支援をしなければならないような事態にならないだろうか。一国民としてこれほど納得がいかないことはありません。
これについては、安部内閣は、拉致が進展しない限り多額の支援はできないといっていますが、アメリカや中国の圧力次第ではどうなるかわかりません。
春暁のガス田開発問題は、先日、中国の調査船が勝手に日本側の経済水域で調査をしていたとのこと。日本政府は在日大使館に事実確認と抗議をしただけで、調査結果はしっかりと中国の手に渡っています。
東シナ海には黒海油田に相当するくらいの大量の石油やガスが眠っているといわれ、大半が日中中間線の日本側にあるとみられているそうです。それが複数国にまたがる場合は、埋蔵資源の体積に応じて配分するのが国際常識らしい。しかしながら、日本はその配分に必要な根拠をもてるだけの調査は未だに行っておらず、中国がこのまま事業を進めていけば、事実上中国側に権利がいってしまう可能性もあるらしい。
竹島問題でも、この東シナ海問題でも、北朝鮮問題でも、北方領土問題でも、外国に対しては、日本政府は非常に弱腰です。このままでは日本の国益は損なわれっぱなしになってもおかしくないと思うのです。そのうち、いやもうすでに周辺国からは日本はなめられています。
国内でも、厚生労働省や文部科学省所管で大きな問題を抱えながら、国会では相変わらず自分たちの既得権擁護や勢力争いにしのぎを削っている政治家や官僚たちをみていると、日本の将来が本当に心配になってきます。落ちぶれて、汚くて、貧乏な日本になってしまわないかと。
大袈裟かもしれませんが・・・・・・・・・・・・・・。(-。-)y-゜゜゜
最近のコメント