昨日の日曜日は、「ふくい県生涯学習インストラクターの会」の会合・昼食会があって、JR福井駅へ久しぶりに行きました。そこでは、「ふくい秋・冬物語」と銘打って、福井市内の観光名所の案内やカニ雑炊の振る舞い、アンケートなどのイベントが行われていました。
昼食前なので雑炊は遠慮しましたが、抽選で賞品が当たるとのことでアンケートに答えてきました。そして、福井市のキャンペーンレディのうら若き女性もチラシを配ったり、観光客の案内などをしていました。やはり、華やかですねぇ。
この福井市のキャンペーンレディのブログがミテログに開設されていて、僕もたまにコメントを投稿しています。観光客の反応や福井の情報なども伝わってくるし、流行のブログでの広報は企画としてはいいのではと思っています。よろしければ訪れてみてください。http://kancon.mitelog.jp/lady/
それはそれとして、福井駅の周辺では再開発が進められていますが、そういった街づくりを思うと、いつも考えることがあります。
福井市は、戦災で全滅状態になり、少し復興してきた頃に福井大震災でこれまた全滅状態になりました。おかげで、近代的な街に生まれ変わり、高度経済成長期には、下水道整備率、土地区画整備率など日本のトップレベルにあり、近代化が進んでいる街としてもてはやされたものでした。
この頃は、お隣の金沢は整備が遅れていて、市民の間にも危機感が強くなっていた頃です。
ところが、今は逆で、福井の街は、金沢には到底太刀打ちできないほど遅れてしまった。この違いは「なんでやろーぉ」です。
戦災や震災で全てを失ったことで、経済力、人口の減少はおろか、歴史資産や貴重な文化まで失ってしまった。そして、福井人は、近代化された街並みに安住してしまった。今、福井城が元のままあったらどうだろう・・・と考えてしまうのもそのひとつ。昔からの財産をきちっと守ってきたところが、今となっては華やかとなっているのです。
まぁ、そうは言っても、我々のふるさとであることは間違いないわけです。以前、福井弁などでいろいろ意見が出ましたが、福井には自然、産業、文化、人間性など多くの面で、いいところがたくさんあります。福井を誇りに思って、大切にしていかなければならないと思います。
僕が入っている「ふくい県生涯学習インストラクターの会」は、花や着付け、点訳や料理など、いわゆる生涯を通じて学びたいという方のために、気軽にその機会を提供することを目的としています。もし会員となって活動していきたいという方がおられましたら、歓迎です。
若狭町(旧上中町)の瓜割名水の滝。健康によいとポリタンクで水を持ち帰る人も多い。夏でも、瓜がパリーンと割れるくらい冷たい水なのでこの名前がついたとか。
園内には、四国四十八箇所の土を集め、手軽に四十八箇所めぐりができるというエリアがあります。
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